2013年7月28日発生した山口県萩市水害援護活動報告 (川副 嘉久)

 728日に山口県北東部に発生した集中豪雨により被災した地域の援護活動を行うため、81011日の二日間山口県萩市須佐地区へ行ってきました。 昨年の九州北部豪雨同様、山間部の穏やかな地域で普段は水害などが発生するとは思えないような地勢であった。萩は歴史のある町で築200年位経つような民家が多く、床上浸水のた歴史上重要なものも多く被災していました。
夏休みであることもあり、連日
200名から300名のボランティアが作業に入っていました。今年は特に気温が暑く35℃くらいの日が続き、体力消耗が激しかった。
作業時間を短縮し何度も水分補給の時間を設け怪我のないように十分注意を払いながら作業は行われました。
我々が参加した日は600名〜700名近くのボランティアが参加した。大学生などの若者グループも多く、非常に頼もしかった。また、女性の参加も多く泥まみれ、汗まみれになりながらも男性に負けることなく頑張っていました。
 ボランティアセンターが比較的早く設立され、ここ近年災害が多く、ボランティアセンターも手順が良くなり、受付、マッチング作業、道具貸出、運搬などとてもスムーズで、ボランティアセンターには小学生から大人まで色々な役割をこなし、小学生は作業で疲れた人に、つめていタオルを配ったり、水を配るなど自分にできることを元気にこなしていました。
作業の多くは床下の泥だし作業で、高温多湿で風がなく強靭な肉体をしていてもかなり大変でした。しかし、ボランティアセンターの人だけでなく、町の人全員がボランティアで来た人に対し挨拶とお礼の言葉をかけられ、精神的に気分良く作業ができました。

今年は山口県、島根県、新潟県、秋田県、岩手県と日本全国いたるところで水害が発生し、大きな被害が出ていますが、多くのボランティアの活躍で復旧が進んでいます。 地震、風水害など我が国は多くの災害と隣り合わせです。9月には多くの台風も発生する可能性もあり、明日は我が身です。全国の同志の皆様に災害が及ばないように祈るばかりです。

ロサンゼルスからのミッショントリップ支援活動報告
活動者:関口雅代・川副嘉久

ロサンゼルスから奉仕活動のため、ミッショントリップで来日された15名の皆さんの活動の一部をサポートするため621日から24日まで宮城県石巻市渡波にあるグレースミッション東北のボランティア活動に参加しました。参加したのは「まごころ同志会」の関口雅代さんと川副が参加しました。活動内容の多くは関口雅代さんのfacebookから引用しました。

6/21 初日グレースミッション東北のベースキャンプでロサンゼルスからミッショントリップを引率して来られた、ベッキー牧師と今後の打ち合わせなどをしましたが、ここのキャンプはほとんど外国人でした。

6/22 炊き出しとゴスペルコンサート午前中は石巻グレースミッション東北の教会のお茶っ子でミッショントリップの皆さんがリボンのクラフト製作指導をされました。我々も参加しました。ここの教会の牧師さんはアメリカ人でした。
ロサンゼルスからの皆さんは日系人でも日本語が喋れないですが日本人同士気持ちは繋がります。
私達は中座して、夜の炊き出しと明日の志津川の活動の準備に向かいました。明日の志津川へはベッキー牧師からトマトときゅうりを持っていきたいとの要望で、ベッキー牧師から代理購入を頼まれ石巻青果市場へ直接買い出しへ行きました。普通乗用車に乗せるのに限界がありトマト840個きゅうり500本を購入し、一部地元の道の駅でも購入しました。その後夜の炊き出しで出す100名分のフルーツとして、アメリカンチェリーとブドウを購入しました。夜の炊き出しはミッショントリップの皆さんが「おでん」を準備されていました。写真はクリックすると拡大します。 


夜は石巻市渡波の集会場で炊き出しとゴスペルコンサート
ロサンゼルスからの皆さんの炊き出しがありました。
石巻はキリスト教系のボランティア団体が密集しており、半分は地元の皆さん、半分は外国人。英語が飛び交い一瞬外国に来たかと錯覚しました。
食事のあとは韓国から来日したパク・クァンシクというプロサックス奏者他のライブ。聖書の一節を題材にした讚美曲。魂の演奏!で凄く美しく感じました。
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つの神を信じるものは救われる。日本人にはなかなか理解されないらしく、宗教を越え奉仕活動を長く現地でされている方々はご苦労も耐えないようでした。
 

6/23最終日 (関口雅代 記)

 石巻のお隣志津川の仮設住宅にトマトとキュウリを届けるというミッション。 ロサンゼルスからいらしたベッキー牧師が20117月まだ避難所だった頃、活動された場所。 今も近くにスーパーなどは無く、孤立している。 入居している女性のお話では、来年から近くの山を開き、平地を作り土地は提供され始めるとの事だが、家を建てるための援助は今のところ無く、被災した土地を売っても坪20000円、100坪あっても200万、家を建てるのに最低でも600万、到底無理な話だ。 皆さん明るく振る舞っておられるが現実は。。。 野菜購入にあたり、地元の皆さんにご意見を頂戴した。今一番喜ばれるのはお米や生鮮食物だそうだ。そしてなるべく多く現地の流れの助けになるように量販店ではなく個人商店を回りたかったが、量が多くまかなえないため石巻生鮮市場で宮城産の物を選んだ。残りは数ヵ所の道の駅を廻り購入した。 物資を配るのは一年以上ぶり、少し心配だったが、急な坂の上の仮設住宅、お年寄りは重いものを持ち遠くの仮設商店迄買い物は困難だろうし、移動販売では新鮮な食材は得られないとの事。滞在期間も短く海外からいらっしゃった皆さんが選んだ奉仕のカタチ、皆さんに伝わりますように。 

石巻では被害の無かったまちなかの普通に地元の方々が生活している中に仮設住宅が点在している。ドアを開けたら都会の生活が目に飛び込む。 志津川では基礎だけになった土地を見下ろす高台に仮設住宅があるが、ドアを開けたら愛した海がある。

 どちらも非日常が今も続いているのだ。忘れられない。

 ご意見頂いた、M&Bの小山さん、ASSISTSANRIKUの辰さん、プロジェクトNextの岳さん。ありがとうございました。

ご意見頂いた、M&Bの小山さん、ASSISTSANRIKUの辰さん、プロジェクトNextの岳さん。ありがとうございました。

◆ 関口雅代さん企画 第二回(4/16),第三回(5/31)男前女子会・・・東日本大震災復興支援企画

2013年4月16日関口雅代さんが東日本大震災復興支援企画として、女性の立場から支援する為の意見を気楽に出し合い絆を強める第二回男前女子会を開催しました。

たくさんの悲しみと付き合いながら素晴らしい取り組みを続ける仲間、子供たちの発育障害を目の当たりにしているキッズダンスの仲間、神戸の復興支援から何かに引き寄せられ続ける仲間、東京で数え切れないほどのボランティアを送り出している仲間、世界を支援していた東北に今必要な仲間、私の活動を見守り続け何か出来ることを初めようとしてくれた仲間、素敵な取り組みに更なる前進を自分事に考えてくれる仲間。
女同士じゃなきゃ語り尽くせないことって、一先ずある。
今夜もありがとうございます。形にしていきましょう。お力を下さい。



  第二回4月16日の模様



     第三回5月31日の模様


■関口雅代さんの「七ヶ浜を感じよう塾」参加レポート

七ヶ浜を感じよう塾!その1
宮城県七ヶ浜町の鼻節神社は由緒正しい神社。素敵な神話が残っている。その昔、海が荒れ狂い漁に出た船が沈みかけた、陸に残った民は鼻節神社に、どうか海を静めてくださいと祈ったところ、波はやみ船は無事に浜に戻った。戻った船の船底を調べると大きな大きなアワビがくっつき、水の浸水を止めていたそうな!それから毎年、海神様に感謝を込めて、アワビを海にまくアワビ祭りと言うお祭りが始まった。七ヶ浜のアワビは花の淵海苔やワカメを食べて育つ。絶品この上無い。

七ヶ浜を感じよう塾!その2
多聞山からの眺めは、松島四大観の1つ、「美観」と言われ、遠く金華山まで見渡せる奥行きのある美しい眺め。隣接の公園は春には桜が咲き乱れ、桜と三方の海と最高のハイキングコース!菖蒲田浜をスタートして、ぐるっと海沿いを歩き、多聞山からの眺めを満喫して菖蒲田浜に戻るコースは、私の足で約20000歩のんびり寄り道しながら約4時間のハイキングコース。仙台から電車でたった20分なんて知らなかった。


七ヶ浜を感じよう塾!その3
皇室献上海苔を育む、宮城県七ヶ浜町花の淵ワカメはメチャうま。ワカメ漁は今が最盛期。平均年齢65才のお父さんお母さん、次世代の若者も、力を合わせ再起を懸命にはかっている。三方を海に囲まれた三陸沖の入口に位置する七ヶ浜は食材の宝庫。他にも、アワビ、白魚、鮟鱇の肝合え、シャコエビは特に絶品との事。6月半ばのシーズンが楽しみだ!(>_<)


七ヶ浜を感じよう塾!その4
 七ヶ浜に家族とサーフトリップ!宮城県七ヶ浜町の小豆浜、菖蒲田浜は、2011年夏には地元サーファー達の地道な浜の清掃と、住民の理解を得て、ビーチの一部が開放された。菖蒲田浜は明治21年に出来た日本で三番目に古い海水浴場で白浜の美しい浜。ビギナーOKのビーチブレイクなので、女性や子供のサーフィン体験にもってこいの場所。放射性物質や大腸菌は検出されていない。 
外国人避暑地としても人気で、「山の軽井沢、湖の野尻湖、海の高山」と称される、美しい浜。
 皆で行こうよ夏! 

余談 
某ボランティア団体の代表T氏はサーフィンをこよなく愛する男であるが2011年以降、一度も海に入る事をしなかった。しかしこの日、是非この七ヶ浜で、波乗りを再開してほしいとラブコールがあった。男は悩みながらもサーフボードを抱え、海に飛び込んだとさ!
 友情と、浜の復興を願って。


○2013年3月23日 関口雅代さんが「サンヘイウォークレディス in 七ヶ浜」へ参加しました。


○2013年3月22日 関口雅代さんが宮城県七ヶ浜で開催された「七ヶ浜を感じよう塾」へ参加しました。」

○ 2013年3月17日は関口雅代さんが復興イベント「いわて未来Meet UP」の運営に参加し活動しました。


○ 2013年3月10,11日は関口雅代さんが東京の日比谷公園であった復興イベント「Peace on Earth」で活動しました。

○ 2013年3月2日 東日本大震災復興イベントとして「忘れないで3.11」を福岡市にある「みちのく夢プラザ」で被災地の現状を写真で報告したり被災地グッズの販売をしました。遠く離れた九州でも支援の継続を訴える人も多く沢山のグッズを買っていただきました。



○ 関口雅代さんは10月22日よる夜行バスで東北へ出発、25日まで被災地で活動しこの日の夜に戻りました。 

○ 関口雅代さんは7月に続き8月も初旬から23日まで長期ボランティアとして岩手県で活動してきました。
 フェイスブックからの転用ですが今回の状況報告です。
 遠野まごころネット。
夏休み学生や子供連れのボランティアさんが、参加しています。私は主に大槌町の生活支援チームで、個別傾聴やお茶っ子のお手伝いをしています。地元にスライドしつつ、それでもまだまだボランティアの立場だから出来ること、沢山あって、むしろ今からは、垣根を超えて、仮設住宅も見なし仮設も、在宅被災も、地元の手当ての隙間の小さな声を聞き逃さない活動の継続が必要です。まごころネットという、大きな母体に支えられた、地味で地道な分野ですが、人が必要です。ハード、ソフトの連携もとても良くなったと思います。長期的支援に腰を据えた仲間を尊敬します。

  
○ 新撰組まごころ同志会として、7月12日からの九州北部豪雨で被災した地域へ行きボランティア活動をしてきました。7月15日熊本市北区植木町、7月16日熊本県阿蘇市、7月20日福岡県八女市7月26日熊本県菊池市へ行きました。九州北部は大分県の日田市や竹田市、福岡県の柳川市周辺が広く被災し、ボランティアの手が足りない状態です。また、救援物資やボランティアで使用する道具なども不足し、同志会として支援していく予定です。(記 8/02 川副)


○ 関口雅代さんは今回はまごころ同志会としてではなく、個人として6月11日より宮城県の復興ボランティア活動に参加し,一度ロサンゼルス新撰組夏祭りにブースを出すための会議に東京へ戻りましたが、また岩手県の遠野まごころボランティアセンターへ行き7月一杯活動して戻りました。


○ 関口雅代さんは4月25日夜から夜行バスで岩手県へ行き4月30日まで活動してきました。また、東京へ戻ってすぐに被災地の方々の手作りグッヅの販売活動も行いました。


 2日目、三日目は大槌のお茶っ子。昨日はアクリル毛糸と針金のハンガーを使ったモップ作り。15人の参加がありました。最近はエクセルの使い方講習会がしたいとの依頼が多い。講師募集中。(4/27)


在宅。個人情報保護の為、この一年、何の支援もボランティアからは受けていないご家庭もある。五人家族で、布団は3セットで極寒の冬を越した方も居る。


釜石市箱崎町。1年経ったが、家屋跡の清掃は全体の未だ3分の1しか終わっていない。まだまだ人手が必要。地元の方は前を向く。ボランティアは後押しをする。気持ちよく1日を始める為、目に付く場所はきれいにしたい。


 
 1日目は、在宅(家が半壊で修理すれば、生活が可能なお宅)の生活支援の活動をした。初めて在宅の方と触れあった。レポートはまた追って。(4/26


○ 関口雅代さんは3月9日から3月13日まで岩手県へ行き3.11は直接被災地で追悼しました。